第18回全国大会 （令和5年／2023年）

 

日本リメディアル教育学会
第18回全国大会・総会

日本リメディアル教育学会
第18回全国大会実行委員会

テーマ：予測困難な社会を切り拓くためのリメディアル教育

初等中等教育を中心に，予測困難な時代を生き抜くために新しい学力観の議論が行われ，知識・技能に関わる学びから、態度・姿勢・人間性を含む学びが重要となっています。接続する高等教育では，予測困難な社会を切り拓くために学修者本位の教育が示され，学生の到達すべき学習目標の明確化と，それに向かって主体的に学習する態度や課題を発見・解決していく能力の養成が重要とされます。一方で，こうした課題解決を行うためには，基本的な知識や技能の習得も必要不可欠です。このため，解決する課題や到達する学習目標を明確に意識した上で，知識や技能の習得を同時に図れる，一体的な教育システムの確立が求められています。

本大会では，知識の定着や基本的な技能養成のためのリメディアル教育の観点から脱却し，新しい社会を切り拓くための学びを意識した中での新たなリメディアル教育の議論を展開します。具体的には，実効的な教育プログラムとして，地域や社会を題材とした実践的なフィールドを使った課題解決型の学びを題材とした大会企画を通じて，リメディアル教育を改めて考え直していく機会とします。また，本学会の特徴である教科系，学習支援，ICT活用等の部会企画を通じて，学生が十分な時間をかけて主体的に学習して予測困難な社会を切り拓ける学修者本位の教育の本質について議論していきます。

会場

江戸川大学（〒270-0198 千葉県流山市駒木474）
アクセス：つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン『流山おおたかの森駅』からスクールバス約6分 （大会開催期間中は大会プログラムに合わせたスクールバス時刻表となる予定です）
東武アーバンパークライン『豊四季駅』から徒歩約12分
＊新型コロナ感染状況により会場校での開催ができない場合はオンライン開催となります

日程

2023(令和5)年8月22日(火)～24日(木)